SHIN

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悲しみの詩

Date
2010-08-19 (木)

悲しみの詩.m4a

2010/8/9

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title / 悲しみの詩
作曲・演奏 / SHIN

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少なくともこの曲はまだ未完成だ。究極の悲しみと、その後に来る絶望。そして人間心理の根底にある絶対的な憎しみ。と、曲のテーマの本質には到底達せていない。もう少し狂った感じにしたい。

しかし、この「ミレドシドラソミレドシドレミ」のメロディーを聴いただけで、明楽みゆきさんは、「ねえ、もしかして二番目の曲、SHINさんの作曲?」と目を輝かせて聞いてくる。

それを認めた後、「あれ、バイオリンの為に作曲した曲なんですよ。」と言うと、

バッ。と門馬邸のソファーの奥から大平まゆみさんが身の乗り出して、「そうなの!?」と聞いてくる。

僕は、「いや・・・もっと、悲し~~~い映画のエンドロールに使われるような、悲しい旋律を目指しているんですがね~」

と、言うと、明楽さんは「ふふ・・・そう、ピアノはどうしても悲しみを表現するにはバイオリンには劣るんですよ・・・」と、ボソっと笑顔で呟いて、何故か嬉しそう。(けいおん!!のムギちゃんの将来のよう)

まあ確かに、やるならフルオーケストラでやりたい。場所は日本ならサントリーホール。弾き振りで行ってみたいもんだ。八月を悲しむのは日本だけだ。諸外国にとっては「勝利の日」である。

誰にでもふりそそぐ悲しみへ。

À la recherche du temps perdu

Date
2010-07-31 (土)

les_temps_perdus.m4a

2010/7/30

iPhone4 / app WhiteRecorder

title / les temps perdus
作曲・演奏 / SHIN

Coeur De Lion

Date
2010-06-06 (日)

今年に入ってから、毎日腕立て伏せと腹筋を続けている。

これは最初の内は30回程しか出来なかった。

が、いつかしか数が増えてゆき・・・

現在では100回は行わないと気が済まないようになってしまった。

当然のようにラーメンやフライドチキンと言う手段は封じた。これからは二郎以外は食わない事とする。

実のところ腕立て伏せは万能だ。つま先をピーン、と立てて行う事により全身の筋肉を鍛える事が出来たり、腕の幅を広げて胸筋を鍛えたり、さらには指を立てて行う、いわゆる「指たて伏せ」をも行うようになった。さらには呼吸法やら何やらをキッチリと行う事によって、筋肉がどうたらとかこうたら、とか。僕の場合は腕立て伏せの際に顎を引いて、骨格矯正まで試みたので、ぴしり、と背筋の伸びた軍人のようないでたちとなってしまったが・・・

逆に体重と体脂肪率は減る一方である。

そしてウエストも細くなった・・・。簡単に言うと痩せマッチョだ。メンズクラブをめくると亀梨の上半身素っ裸の防水シェーバーの広告が載っているが、


オィオィ・・・これなら首から上以外は俺の方が自信あるぜ・・・?


と、首から下だけ勝ったような気分になる。


これが日常となると、僕の場合は朝、目が覚めると腕時計を見て、携帯を見て、ペットボトルの水を飲み干し、新聞の朝刊に一通り目を通した後に行う事にしている。さらには毎晩、ワインを呑んでいる際、

「・・・酔いが足りない・・・」

と感じた際に突然、突然に腕立て伏せを行い心拍数を上げ、肝臓に負荷を与えるなど、エキセントリックな行動に飛び出ている。

一般的に、こういった事を成し遂げるのはなかなか難しい事らしい。

が・・・

今ではこれを行わないと目が覚めなくなった。

これはそもそも、1st Special Forces Operational Detachment Delta・・・つまりデルタフォースの入隊試験に、「腕立て伏せと腹筋運動をそれぞれ2分間に55回と62回以上、ランニング2マイルを15分6秒以内に完走。」とある為である。

その意味では、現在において、「この一つだけ」クリアーした。

全ては努力すれば叶う試験内容だ。が・・・最難関があるとすればグリーンカード、つまりアメリカ国籍取得だろう。

そして、仮に僕がアメリカの永住権を経て、あまりにも厳しい訓練を経て、デルタフォースに入隊したとしても・・・

来る日も来る日も訓練に明け暮れる毎日・・・。何かが起こればすぐに現地に偵察潜入させられ・・・。おぞましい程の守秘義務の雨嵐・・・。

さらには給料もそんなに高くないと思われる。

それでいて遊べないので、出会いもない。

・・・意味ないよな・・・

と思ってしまっても無理はないだろう。

さらにデルタフォースにおいては、フランス語、ドイツ語を習得していなければいけないようなので、その際には僕は第四外国語として日本語をマスターしている事となる。

これはもう、CIAから声が掛かっておかしくない。

「はい、君の普通のパスポートね。履歴詐称とか、こちらでは一切行っていないから。当然の如く何かあっても知らないから。」

と、千代田区をうろうろさせた方がいい。僕が合衆国のキャリアならそうする。


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そんな訳で通っているスポーツジムで月に一度の筋肉測定を行ってきた。要するに体脂肪計をさらに高性能にしたものである。

まずは年齢と身長を入力しなければならないのだが、良く考えてみると後1ヶ月程で24歳になるので、ここは24歳で入力し、身長の方は180.5センチで入力した。

その結果・・・

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体重  67.4kg

筋肉  33.7kg

体脂肪 7.9kg

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体脂肪と体脂肪率、は違うのだが、それにしても体脂肪が異常に減った・・・。そして体重も2kg程、先月より減った・・・。

体脂肪率に関しては、


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体脂肪率 11.8%

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との事だったのだが・・・


とは言え・・・少ないな・・・色々と・・・。グラフを見ても先月よりもスリムで、筋肉型スリム。に移行している。


と、言う事で、「これ、どう思う?」と適当にそこらへんにいたトレーナーさんに声を掛けてみた。


トレーナーさんは、「おぉ・・・」と嬉しそうにグラフを眺めていたが、僕が、「痩せたんですよね・・・先月より。2.5kgくらい。」と、言うと、


(!!)


「すっ、凄い・・・!い、いや、だってあそこで走ってる人達、見て下さいよ・・・」


君、トレーナーさんがそんな事を言ってはいかん。


と心の中で思ったが、言わないでおいた。


そしてグラフを見ながらトレーナーさんは続ける。


「・・・かなり努力と根性がある方だとお見受けしました・・・」


僕は、


「ん・・・?まあプライドが高いのは確かだね。」


と笑顔で言って、「しかし内臓脂肪もいい数値だよね・・・。私はかなりの酒飲みなんだけれど、これならまあ安心かな~。」


と、言うと・・・


「一日にどれくらい呑まれるんです?」


と聞かれたので、


「ワイン一本」


と即答。

「ええ~!!す、すごい・・・。・・・そう言えば、私のお父さんも凄いワインが大好きなんです。」

僕は言った。

「ほう?」

トレーナーさんは続ける。

「なんか、ワイン用の、冷蔵庫みたいな・・・?」

僕は言った。

「ああ、ワインセラーね。」

トレーナーさんは続ける。

「そう、それを、赤ワイン用、白ワイン用、シャンパン用・・・?と三台置いてるんです・・・」

僕は思った。


(!)


そしてトレーナーさんは、

「ついこの間、私、二十歳になったんですけど、その時にお父さんが、私が生まれた歳のワインを開けてくれたんです。でも、臭かった・・・

僕は言った。

「・・・赤ワイン?」

トレーナーさんは言う。

「は、はいっ。そうです。」

白ワインで臭かった。としたらそれはブショネ(劣化ワイン)だ。赤・・・二十年の長期熟成に耐えうる・・・赤ワイン。赤ワインを臭かったと感じたら、それはまだこの子がワインを呑みなれていないだけだ。それに父親の方もブショネを考えて二本は用意する。そうなると・・・やはりこの子も父親譲りの感性の持ち主と言う事である。ワインにおいてはアタックやトップノート、つまり第一印象が非常に重要だ。この子が臭かった、と感じたなら・・・この子の父親には申し訳ないが、やはりその通りなんだろう。

僕は言った。

「・・・そのワイン、銘柄はなんだろう?・・・もし覚えていたら教えて欲しいな。」

するとトレーナーさんは、

「う~ん、思い出せないんです・・・」

との事。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


それから、スポーツジムの露天風呂につかりながら、じっくりと考えた。元々スパだった所を改装したジムである。お風呂目当ての会員も多い。


まず前提として、20年前・・・バブルも終焉を迎えた頃である。そして、その子の父親は現在でもセラーを三つ用意する程のワインラバーだと言う事。これはつまり、かなりの知識人であり文化人でありながら、裕福な家庭であると言う事を意味する。


同じワインラバーとして考える。


もし女の子が生まれたら、それはそれは喜ぶだろう。

きっと、君のお母さんに似て素敵な女性に育つ。そんな気持ちで一杯だ。


その際のワイン・・・


まずは赤ワインと断定した。


もし男が生まれたら・・・


僕の場合は、オーパス・ワンを保管するかもしれない。

「国境を越えた、男同士の友情は成り立つんだぜ?」

と言う事をガキに教えなければならない。

シャトー・シャス・スプリーンも悪くない。格付けも何もないが、あえて和訳するなれば「悲しみはさようなら」である。僕の部屋にはこれの木箱とそのワインの空瓶が一本置いてあるが、これは観る人間が観れば・・・「まっ、まさか木箱ごと直接輸入した!?行ったのか・・・!?ムーリス村に・・・!」となってちょっと面白い。


・・・それからかなり、あらゆる方向から考えた。そして最終的に、やはりフランスワインに行き着いたのだった。90年当時はやはり、新世界、カリフォルニアやチリ、オーストラリアや日本、アルゼンチンのワインで長期熟成に耐えうるワイン、は・・・もちろんあるだろうがそのイメージである。

問題はそこからだ。

フランスワインの二大産地、ボルドーか、ブルゴーニュか、だ。

ボルドーであれば五大シャトー。ブルゴーニュであればいわゆるロマネコンティだ。

女性ならば圧倒的にブルゴーニュ、つまりピノノワール種を使ったワインの方が圧倒的に呑みやすい。

が、どうもブルゴーニュはピノノワールを、いかにして最高のワインに仕上げるか・・・それに重点を置いているような気がする。

メッセージ性が足りない。勿論作り手はメッセージを込める。しかし、ボルドーがカヴェルネ・ソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルロー。の三種類を主にアッセンブラージュ(ブレンド)してワインを作り出すならば、ブルゴーニュは、ピノノワール、一種類しかない。

それに僕だったらロマネコンティ。なんて誰でも名前だけ知っているワインを娘に残しても・・・


正直何の意味もない。


父親はただの成金趣味だった。と思われて終る気がする。勿論、当然ロマネコンティのドメーヌ(蔵元)のドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティは驚くほどにこだわったワイン造りをしているので、非常に素晴らしいワインである事は間違いないのだが・・・


かと言って、娘に対して同じドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの、エシェゾーを残すのもどうか。


ロマネコンティとエシェゾーは大して違いがないと言われている。が、自分の娘へのプレゼントならば最上級でなければならない、と思う。

「(エシェゾー?何・・・?これ。・・・私は二番目かあ。)」

と思われては心外である。

当然、ブルゴーニュにも様々な作り手と村があり、その中には最も女性に相応しいワインもあるだろう。

が・・・90年その当時、それを輸入出来たインポーターがあったのか・・・。そしてそれを知っている人間はどれくらいいたのか・・・。


そうなるとやはりボルドーだ。


ボルドーの五大シャトー。

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シャトー・ラフィット・ロスシルド

シャトー・マルゴー

シャトー・ラトゥール

シャトー・オー・ブリオン

シャトー・ムートン・ロスシルド

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セオリー通りに行くならこの五つの中から選ぶべきだろう。

当然、シャトー・ル・パンやペトリュスも考えた。しかし女性には相応しくない。

我々アーティスト系スペシャリストならば、シャトー・ムートン・ロートシルトなのは間違いない。だが、聡明な読者の方なら、名前の時点からもう推したと思うが、このシャトーの歴史は悲しい・・・


ならば・・・

シャトー・マルゴーだ。


これ以上はない。


大文豪、ヘミングウェイは自分の娘に、シャトー・マルゴーのようなエレガントな女性になる事を祈って、「マーゴ・ヘミングウェイ」と名づけたとされている。そして、そのエピソードを知っていると言う人間だ。そしてブルゴーニュのロマネコンティのように、ミーハーなワインではない。

そう、シャトー・マルゴーを表現するなれば「エレガント」それしかないと言われている。

しかも90年と言えば、ボルドーではグレートヴィンテージだ。確証は持てないが、おそらくはこれしかない。


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と、言う事で、お風呂から上がり、またスーツ姿に着替えた僕はそのトレーナーさんに挨拶し、(何故か休憩所のあたりで待っていた)ミネラルウォーターを呑みながら・・・


「君のお父様が選んだワインが分かった。」


と、言って、ロディアのメモ帳にサラサラと筆記体でシャトー・マルゴーと書き、それを「ビッ」と切って渡したのであった。


「メールか電話、してみ?」


と、笑顔で―


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-翌日-


「よぉ。どうだった・・・?」


と、聞くと・・・


「どうだったと思います?」


と何故かルンルンな調子・・・


僕は、少し自信をなくしたが・・・


「いや、おそらく間違いない。」


と、言うと・・・


「・・・当ってました。」

と急に真剣そうな表情。

僕は、

「君のお父様は何て言ってた?」

と、聞くと・・・

「はい、「お前じゃ分かる訳ねーな。誰かに聞いたんだろう。しかし、札幌でも知っている奴がいるんだな・・・」とかメールで返ってきました。」


なるほど。


自分で説明しないのか。そりゃあ恥ずかしくて出来ないな。スポーツジムに勤務する、ちっちゃいけど背筋が伸びてて、スポーツ大好き!な元気な娘さんに。


ならば私が説明してやろう。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


「と、言う事で君の父君は、君が生まれた時にシャトー・マルゴーのような「トップレディ」になる事を祈って、そのワインを20年間熟成させたんだよ。」


と、知識の全てと推測を伝えると、そのトレーナーさんは、少し「ガーン」と衝撃を受けたようだった。そして、

「あの、私、今度お父さんと呑みに行ってみます・・・。父が喜びそうな所って、どんな所でしょう・・・」

と、言うので、「ん?」と笑顔で僕は・・・

ロディアのメモ帳にバーの名前と電話番号を四件、書いて、また「ビッ」と切り離して渡した。


書いたのは・・・


BAR PROOF

Bar MARUKU

CANTINETTA SALÙS

そして・・・

BAR OZ


この店を人に教えたのは始めてだった。だが、札幌の酒好きならば皆が知っている。

当然、Bar 白楽天も考えた。非常にマニアックでオーセンティック、腕のいいバーテンダーさんが居る、すすきののソープランドとか風俗街のあたりの、雑居ビルの地下のまたヤバそうな場所をさらに進んだ突き当りにある有名な店だが・・・

スポーツジムのトレーナーさんなら、どれだけ清潔で換気がしっかりしていてもシガーバーは嫌だろう。

ちなみに僕は葉巻はモンテクリストのNo.5が好きだ。

そのトレーナーさんのお父さんはゴルフと釣り、(ルアーフィッシングとフライフィッシングを両方やるそう)そしてウイスキーも含めてお酒が大好きだと言う。


本当に俺と似てるな・・・


Rue du barも考えたが・・・


OZには勝てない。


僕は、


「行ってみ?」


と切り離したメモ帳の紙を渡して、また露天風呂に浸かりに行った。


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―後日―


そのトレーナーさんの髪型が、ボブと三編をあわせたような髪型になっていた。化粧っけがないのに、不思議だな・・・

と、思いながら、


「髪型、変えた?」


と、言うと・・・


「は、はい!」


と、頬を赤らめて嬉しそう。


ふ~んそう・・・


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

どこの1Q84だよ。


村上春樹先生ー!!私を満州に連れて行かないで下さい!今までも井戸には常に気をつけてきたんだからー!!


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そんな訳で、指先の筋肉まで鍛え上げた武闘派ピアニストの僕は、一回ピアノを弾いたらそのピアノを破壊する。と言われている。まあ間違ってねぇ。


ある意味で、ジミヘンドリックス。


よろしい。


そこらへんの草でも食ってるピアノマン達と一緒にされちゃあ・・・心外だぜ・・・。


確かに僕のカワイも寿命が来たら・・・


こりゃあ燃やすしかないよね。ギターと違って叩き割れないから。


と、言う事である。

BAR OZの支配人、中田さんはとんでもない名バーテンダーだ。顔がキムタクに似ているのもよろしい。(※ただし、札幌のキムタク。と呼ぶと怒る。)

つまり、ガキが生まれたらワインを寝かせないとね・・・


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―追記―


と、言う事を福島真理子ソムリエールと、カウンター越しに呑みながら話したら・・・

「す、凄い・・・!究極のブラインドテイスティングじゃないですか!しかも90年って言ったらグレートヴィンテージ・・・幸せな子ですね・・・」

との事。僕は、

「別に凄くねえよ。ただ、俺に娘が生まれたらそうする。と、言う事でそのトレーナーさんの名前、いや、苗字、○○さんだ。ここに来たらよろしく頼む。」

と、言う事を告げ、やはり今日も夜は更けて行くのであった。

そのトレーナーさんの第一印象、「臭かった・・・」これはまあ、20になったばかりで突然フランスワイン、しかもボルドーは厳しい。と言う結論に。

当然そのトレーナーさんの父親は、呑む一週間前からセラーの中で立てて置いて、開けた後にデキャンタージュもしたと思われる。

まあでも・・・いつかきっと・・・

自分の二十歳の誕生日に、自分の生まれた年の「シャトー・マルゴー」を飲んだ。

この事実の価値が分かる筈だ。

ついでにブショネ対策として二本買っておけば・・・

そいつは嫁入り道具だ。


と、まあこのように色々と考えても、悲しいのは僕に子供が生まれる予定など全くない事、そもそも最後に彼女が居たの、いつだったかな・・・

そして、我々アーティスト系スペシャリストならば、シャトー・ムートン・ロートシルトのエチケット(ラベル)をデザインする事を目指すしかない。

僕の場合はウルトラコンテンポラリーなデザインを考案する可能性が高い。


透明とかね。

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